子供が生まれるって、本当に言葉にできないくらい感動的なことですよね!また、妊娠が分かった瞬間の感動や、まだお腹にいる頃のワクワクドキドキ感なども、いつになっても忘れることはできない大切なことだと思います。
そして生まれてきてくれたその日のこと―。苦しみの中で迎えた出産の瞬間のことは心に焼き付いていますし、その時の感動や、感謝の気持ちは、本当に昨日のことのように思い出すことができます。
そんな感動を、きっとさらに深いものにしてくれる。そんなお薦めの絵本を紹介いたします。
その本は「うまれてきてくれてありがとう」というタイトルの絵本です。
本屋でたまたま出会い、最初に読んだときに、自然と涙が出てきてしまいました。この絵本に出会うことができて、本当に良かったと思います。
概要
にしもと よう (ぶん), 黒井 健 (え)
出版社:童心社
まだママのおなかに来る前の赤ちゃんが主人公。ママを探しながら旅をし、旅の途中に出会う動物の赤ちゃんに対し、「ぼくの ママ しらない?」と問いかけていきます。動物たちはそれぞれ自分のママのところに案内します。そして、動物のママが動物の赤ちゃんを「うまれてきてくれてありがとう」と言いながらぎゅっと抱きしめる。そんな様子を羨ましそうに見つめる主人公の赤ちゃんが、また次の動物旅に出て次の動物の親子に出会う…そんな様子が描かれています。
絵が中心の本で、漢字は使わず少ない文字数で書かれている物語ですので、子供向けの絵本です。
しかしながら、この本は、妊娠中から出産後のママにぜひ読んでもらいたい本です。ママにお薦めする理由は以下の通りです。
絵本「うまれてきてくれてありがとう」おすすめポイント
この絵本を読むことで、「赤ちゃんは、おなかの中に来てくれる前から、ママを探してずっと旅をしてくれていたのだ」という考え方ができるようになります。こう考えることで、子供への愛着や感謝がより深いものになることが、一番のおすすめポイントです(*^^*)
私たちも、生まれる前の子供が、自分の意志でママを探し、長い旅路の末にママを見つけてくれ、喜びをもって生まれてきてくれた。この考え方ができるようになったことで、生まれたばかりの赤ちゃんのことを一人の意志を持った人間として尊重し、日々感謝を伝えながら過ごすことができるようになったと感じます。
子供を「授かる」という表現が良く使われますが、これは親目線の表現かと思います。一方、子供が自ら「ママを探して見つけて生まれることができた」という子供目線の感覚が、この本との出会いを通してしっくりくると感じるようになりました。この考え方が、私たちはとても素敵なことだと感じています。
また、絵がとても可愛いく、ママを探す羽の生えた赤ちゃんの姿に癒されること間違いなしです!(^^♪
最後に
ママを見つけておなかの中に来てくれたその日から今日までの間、本当にたくさんの笑顔を子供がもたらしてくれています。毎日いろいろなことに挑戦し、新しい遊びを見つけ、昨日できなかったことが今日になると一つずつできるようになっていく様子を見ると、大きな喜びと幸せを感じます。
「うまれてきてくれてありがとう」という言葉は、この絵本のおかげで、我が家では当たり前のように子供に対して伝えることができていますが、この絵本に出会えていなかったら、照れくささが勝ってしまい、これほど当たり前には伝えられていなかった言葉かもしれません。
この絵本の感動を、ぜひ多くの人に味わっていただき、親子での「うまれてきてくれてありがとう」という日常会話が当たり前になれば嬉しいと感じています。
出産祝いのプレゼントとしてもぴったりだと思います♪
少しでも参考になれば嬉しいです(#^^#)
また、他にもおすすめの絵本を紹介していますので、良かったら読んでいただければと思います!
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